赤ら顔と脂漏性皮膚炎の関係とは?テカリ肌の皮脂バランスについて

赤ら顔や顔の赤みには、さまざまな原因があります。

肌が薄くなってしまい、肌の奥の毛細血管が透けて見えてしまうことがあります。(毛細血管拡張による赤み)
紫外線や乾燥などの刺激によって肌が荒れ、それがもとになった赤ら顔もあります。(敏感肌による顔の赤み)
毛穴の1つ1つが赤くなってしまい、顔の全体が赤くみえてしまう肌もあります。(赤ニキビ、毛穴の炎症による赤み)

このような赤ら顔を引き起こす要因の1つに、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)があります。




脂漏性皮膚炎になりやすい肌質とは?

脂漏性皮膚炎になりやすい肌は、次のような肌です。

・小さなニキビができやすく、大きなニキビは少ない肌
・肌触りがザラザラで、オイリー肌
・髪の毛がベタっとなり、頭皮に痒みがでることがある
・毛穴が赤くなりやすい

毛穴が赤くなってしまうのは、肌に分泌される皮脂が過剰になり、毛穴がふさがれ、毛穴の内部で炎症が起きている状態。

皮脂が過剰になりやすい部位は、頬やひたい、鼻のTゾーンなど。
そのような場所は、毛穴がふさがれ、毛穴の内部で炎症がおきやすいので赤みが目立つようになります。脂漏性皮膚炎では、鼻の周りから赤ら顔になることもあります。

また、あぶらとり紙が必要なほどオイリー肌(脂性肌)の人や、肌がべたつきやすいテカリ肌の場合は皮脂量が多く、肌の皮脂バランスが崩れている可能性があります。

肌の表面を守る役割もある皮脂ですが、皮脂が遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん、FFA(NEFA):free fatty acid(non-esterified fatty acid))に変化することで、炎症の原因になってしまうことがあります。
皮脂が遊離脂肪酸に変化すると、肌や毛穴を刺激し、炎症を起こしてしまうのです。

オイリー肌(脂性肌)や、テカリ肌はなぜ皮脂の分泌量が多くなるの?

オイリー肌(脂性肌)や、テカリ肌だと、どうして皮脂の分泌量が多くなってしまうのでしょうか?

肌の表面にある皮脂が多いからといって、今ある皮脂を除去しても意味がありません。
皮脂が多く分泌される根本の原因を変えなければ、またたくさんの皮脂が分泌されてしまいます。

皮脂が多く分泌される原因は、クレンジングと洗顔のやりすぎ

皮脂が多く分泌される原因の1つが、強力なクレンジングと洗顔のしすぎです。

オイリー肌、テカリが気になるからといって、一日に何度も洗顔するのはやめましょう。

強いクレンジングや行き過ぎた洗顔などによって、ムリヤリ皮脂を取り除いてしまうと、本来肌に必要な皮脂まで落としてしまうことになります。皮脂を取り除きすぎたことで、肌は表面の皮脂が足りない状態を防ぐために、不足分を補うように、皮脂をどんどん分泌します。

これでは、皮脂の分泌は増えるばかり。

だから、皮脂をむりやり取り除くよりも、皮脂のバランスを整え、過剰な分泌を抑え、正常な分泌量に戻す必要があるのです。

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参考記事>>赤ら顔の正しい洗顔方法と、洗顔料の選び方

脂漏性皮膚炎って、どんな肌?

脂漏性皮膚炎だと、肌はどういう状態なのでしょうか?

脂漏性皮膚炎には、カビの一種である「マラセチア」が関係しています。
普段は悪さをしないカビなのですが、毛穴が皮脂でふさがれたりすると、その中で繁殖してしまい、マラセチアを抑えようとして、肌は炎症を起こすのです。

顔の赤みに対して効果のある薬やスキンケアもありますが、脂漏性皮膚炎の場合はカビ(真菌)によって起きている炎症に対してもアプローチする必要があります。
カビの一種である「マラセチア」は、普段から肌に存在する常在菌です。常在菌が増殖し肌に炎症を起こしてしまうことがないようなスキンケアをすることが大切です。

皮脂も常在菌、もともと肌に存在するものなのです。正常な肌では、そのような炎症は起きません。

だから、皮脂をむりやり除去する洗顔料や、常在菌を殺したりする薬に頼るのではなく、皮脂や常在菌のバランスを整えたり、調節ができる肌になることを目指すスキンケアを行うようにしましょう。




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