顔が赤くなるのは更年期障害?それとも赤ら顔?ホットフラッシュと赤ら顔の関係

閉経前5年間、閉経後5年間の合わせて10年間を更年期といいます。
日本女性の閉経の年齢は、平均して50歳~51歳なので、一般的な更年期はだいたい45歳~55歳の10年間です。

更年期におこりやすい症状(ホットフラッシュ)と、赤ら顔の関係についてお伝えします。




更年期障害とは?

閉経前5年間、閉経後5年間の合わせて10年間を更年期といいます。
日本女性の閉経の年齢は、平均して50歳~51歳といわれているので、一般的な更年期はだいたい45歳~55歳の10年間になります。

閉経前の更年期を、前期更年期といいます。この時期の女性の身体では、閉経に向かう準備がはじまり、女性器官の機能が低下しはじめます。

40代になって、身体の具合が悪くなることが重なって起こるような場合には、更年期障害の疑いがあります。

前期の更年期障害では、月経不順がみられたり、不正出血があったりします。不正出血というのは、月経以外でも出血することで、出血量が多かったり、痛みがあったりするなど重症のケースでは、他の病気が隠れている場合があるので、注意が必要です。

前期更年期では月経不順の他にも、下腹部の痛み、腹部の冷え性、下痢や便秘を繰り返したりといった更年期障害が起きる場合もあります。

ほとんどの女性が経験するホットフラッシュ

もうひとつ、更年期障害の女性の約8割が経験するのが「ホットフラッシュ」です。

ホットフラッシュとは、自律神経の異常が原因です。体温の調整がうまくいかなくなり、下半身は冷えを感じるのに、上半身は体温が上昇します。
とくに顔の血流量が一時的に増加して、顔の体温が上昇してしまいます。

ホットフラッシュが起きると、顔面が紅潮して、顔が赤くなります。
肌の近くの血管が拡張してしまい、顔の血管が透けて見えてしまうので、赤ら顔の症状になってしまいます。

ホットフラッシュの影響はそれだけではなく、めまい、頭痛、耳鳴り、多汗、首筋や肩の張りが起こったり、顔の血圧の上昇によって、眼圧の上昇がみられる場合もあります。

ホットフラッシュの発作は、数時間で引いていくのですが、再び繰り返します。
重症だと、1日に何度も起きてしまいます。寝ている時にもホットフラッシュの症状に見舞われて不眠になったり、発作自体がストレスになり、うつになってしまうこともあります。

更年期障害がおこる原因は、女性ホルモンの減少

ホットフラッシュのおおもとの原因になっている、更年期障害。
どのようにして、更年期障害が発生してしまうのでしょうか?

更年期になると、閉経に向かう準備がはじまり、卵巣の機能が落ちてしまいます。機能低下のひとつに、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の低下が挙げられます。

エストロゲンが不足すると、副交感神経の機能が低下します。副交感神経はもともと、エストロゲンによって活性化する性質があるのです。
副交感神経の機能が低下すると、自律神経のバランスが乱れてしまいます。この自律神経の乱れが更年期障害をもたらします。
いいかえると、更年期障害というのは、自律神経失調症の一種なのです。

自律神経のバランスの乱れというのは、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れたり、切り替えがうまくいかないことです。

交感神経というのは、男性ホルモン(テストステロン)の刺激で活発になる性質があります。これは、興奮したり、集中したりするときに役立つ神経です。
副交感神経というのは、女性ホルモン(エストロゲン)の刺激で活発になる性質があります。これは、身体を癒したり、気持ちを鎮めたりするときに役立つ神経です。

交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないと、自律神経失調症になってしまいます。

女性の場合は、女性ホルモン(エストロゲン)の刺激が少なくなることで、副交感神経のはたらきが鈍くなり、更年期障害やホットフラッシュといった症状につながってしまうのです。

ホットフラッシュを解消する対策は?

更年期障害のホットフラッシュを軽減するための対策を考えてみましょう。

規則正しい生活

まずは、生活習慣を規則正くして、いつも同じ時間に起床、就寝するようにしましょう。
いつも同じ時間に起床、就寝することを習慣づけると、脳はその習慣を記憶することができます。

そうすると、ごくわずかな女性ホルモン(エストロゲン)の量でも、副交感神経にスイッチを入れることができるようになります。
実際に、自律神経の切り替えに必要なホルモンの量は、ごくわずかな量で足りるのです。

女性ホルモンは、ごくわずかの量なら、副腎皮質というところからも分泌されています。
更年期になり、卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少しても、副腎皮質からの分でまかなうことができるのです。

ストレスをためない

また、自律神経バランスや、ホルモンの分泌が乱れる原因として、精神的なストレスも挙げられます。
ストレスで生理不順や月経前症候群になることもあります。

更年期障害にも、ストレスは避けたいものです。
できれば、旅行に行ったり、趣味を楽しんだり、大きな声で歌ったりして、自分に合ったストレス解消法をみつけましょう。

婦人科や市販の薬をうまく利用する

他にも、ホットフラッシュを改善する薬を試すのも良いでしょう。
婦人科を受診して、更年期障害の治療を始めるのも安心です。婦人科では、ホルモン補充療法などを受けられます。

市販の薬では、命の母A、ルビーナなど、さらに漢方薬もあります。
漢方薬は、体質によって、効果の差が大きいので、婦人科で処方してもらうか、漢方に詳しい薬剤師に相談するのがよいでしょう。

\あわせて読みたい!/
参考記事>>漢方薬で顔の赤みを改善できる?赤ら顔に効果のある漢方薬
参考記事>>漢方エキス配合の化粧水、ピオリナで顔の赤みケア




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!