赤ら顔の原因とは?乾燥、ニキビ、肌荒れによる顔の赤み改善方法

赤ら顔は、顔の一部分が赤くなったり、顔の赤みがずっと続く状態です。
顔が急に熱くなって、顔が赤くなったりもします。
赤ら顔は誰でも引き起こす可能性があり、赤ら顔になってしまうのにはいろいろな原因があり、それらが重なっていたりする場合もあります。
軽症なら、スキンケアで赤ら顔対策もできます。

赤ら顔には、いくつかの改善方法があります。
赤ら顔の原因が何なのかによって、対策のやり方が違います。
どのような原因で赤ら顔になっているのか、確認しましょう。




乾燥肌や敏感肌などの肌荒れが原因の赤ら顔

肌がカサカサ、うるおいのない乾燥肌。

お風呂上りや洗顔後すぐに化粧水を塗ってもしばらくすると乾いてしまう。
寝る前にたっぷりクリームを塗っていても、朝にはがびがびの肌になってしまうなどなど。

肌が乾燥する原因は1つではありません。

紫外線や外気(空気)の乾燥、急激な温度や湿度の変化などの外的要因と、加齢や女性ホルモンのバランス、ライフスタイル、間違った洗顔方法やスキンケアなどさまざまです。

<<乾燥肌の原因>>

<外的な要因>
紫外線
外気の乾燥
急激な温度や湿度の変化
花粉などのアレルギー源
大気汚染など
<内的な要因>
加齢
女性ホルモンのバランスの乱れ
乱れたライフスタイル
間違った洗顔方法やスキンケア
アトピーやアレルギーなど

これらの要因が組み合わさり、乾燥肌になります。

乾燥肌だと肌のバリア機能低下による赤みが出やすい

乾燥肌になると、本来肌にある表皮の皮脂や皮脂膜、角層の細胞内のNMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質(セラミドなどの脂質)のバランスが崩れてしまいます。

特に、紫外線や乾燥などのさまざまな刺激から肌を守っているのが、皮膚の一番表面にあるわずか0.02㎜の角質層。

肌トラブルのないキメの整った健やかな肌の角質層は、細胞がレンガのように積み重なり、外から肌に刺激や異物が入り込むのをガードするバリア機能があります。
また、肌内部のうるおいを蒸発しないように蓄える役目もしています。

正常な皮膚(左)は肌表面の角層の形がきれいな三角形を整っていますが、乾燥肌(右)は角層が不均衡で、ガサガサと剥がれています。

また、正常な皮膚では角層細胞がほぼ同じ形や大きさで、互いにつながっている状態に対し乾燥肌では、角質細胞の形が崩れ、破れている部分もあります。

このように角質層のバリア機能が弱まり薄くなると、紫外線や細菌などが肌内部にまで入りやすくなり、ダメージを与えます。

肌表面がヒリヒリしたり、赤みや腫れ、かゆみや痛みが出たりするのは、異物の侵入から肌を守ろうとする「炎症反応」なのです。

そこで、重要な成分が「セラミド」。

角質層は、肌のバリア機能を維持するために、たくさんの水分を含んでいます。
角質層に含まれる水分のうち約8割は、角質細胞と角質細胞の間にある「細胞間脂質(さいぼうかんししつ)」がガッチリとつなぎとめて、キープしています。

この細胞間脂質のうち、約4割を占めるのが「セラミド」です。
セラミドは、肌の水分を保持するためには欠かせない成分なのです。

セラミドが不足すると、肌はカサつき、乾燥肌から敏感肌になってしまうことがあります。肌の乾燥は、水分を補給しただけでは改善しません。

セラミド不足により、肌の内側の水分が蒸発してしまい、肌は乾いたスポンジのようになってしまいます。

肌表面の水分が少なく、乾燥してバリア機能が低下していると、紫外線や化学物質などの、外からの刺激が肌の内部にまで届いてしまいます。それらは肌のダメージになります。

敏感肌も肌のバリア機能が低下して、顔の赤みが出やすい

乾燥による敏感肌も、肌荒れのひとつとして、赤ら顔の原因になります。
水分の保持が足りない肌である乾燥肌は、肌のバリア機能が低下しています。外的な刺激に弱い敏感肌でもあります。
乾燥肌による敏感肌は、外部の刺激(ほこり、花粉、紫外線など)による肌荒れを引き起こしやすくなります。
外部からの刺激を受けることで、炎症を起こし赤みが出てしまうのが、乾燥肌による敏感肌の赤ら顔です。

また、40代後半になると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が少なくなります。
コラーゲンの生成をサポートするのがエストロゲンです。
エストロゲンの量が減ると、肌に潤いがなくなり、乾燥肌になりやすいのです。
乾燥肌は、肌を薄くする原因にもなります。

敏感肌では、いま使っている化粧品が、肌への刺激になっていないかを確認しましょう。
エタノール(エチルアルコール)や、化粧品に含まれる防腐剤が刺激となってかぶれる場合があります。

乾燥肌や敏感肌などの肌荒れには、セラミド配合のスキンケアアイテムがおすすめ!

細胞間脂質がセラミドでたっぷり満たされていると、しっとりとうるおい、ハリがでて、弾力のある肌となります。

セラミドはもともと、身体の中で作られる成分。

ですが、セラミドの量は20歳がピークで、その後は加齢とともに減少してしまいます。
セラミドを補うにも、残念ながら特定の食べ物を食べることで肌のセラミドを増やすことはできません。

そこで、赤ら顔や敏感肌の改善のためには、セラミドを配合した化粧品を選んでスキンケアするのがおすすめ。

ニキビ、ニキビ跡が原因の赤ら顔

もともとニキビは、肌の毛穴にが詰まったりしたところに、アクネ菌などの常在菌が入り込むことで発生します。
白ニキビや黒ニキビでは、まだ炎症していない、ニキビの初期症状です。
炎症が起こると、赤ニキビや黄ニキビになり、膿のあるニキビとなります。
このニキビが進行すると、肌の内部の傷となってしまい、ニキビ跡が発生します。

赤みのあるニキビ跡というのは、ニキビでの炎症が治まっているのにもかかわらず、肌に赤みが残ってしまったニキビ跡です。
それが悪化すると、赤茶や赤紫っぽいシミのようになってしまい、肌の色素が沈着したニキビ跡になります。
さらに悪化すると、肌に穴が掘られたように、デコボコしたクレーターのようなニキビ跡になってしまいます。

ニキビの赤みの原因

ニキビの赤みとは、肌の毛細血管にかかわりがあります。

肌に炎症が起こっているとき、肌の内部の「真皮」では、炎症を起こしているところに、毛細血管が集まってきます。これが、肌の表面からは赤く見えることになります。

炎症によって、毛細血管を集結させるのは、「免疫」というはたらきです。

免疫によってはたらく細胞は、血液に含まれる白血球などです。
細菌などの外的が体内に侵入したときに、身体をまもるために外的を排除するのが白血球です。

炎症によって、毛細血管が終結し、血液に含まれる白血球が防御し、血液のほかの成分が傷口などを修復します。

他にも免疫細胞とよばれるものはいくつかあります。
マクロファージやキラーT細胞など、たくさんの免疫細胞が連携することによって、身体は守られているのです。

つまり、ニキビなどの炎症は、身体に進入しようとした細菌などに対して、免疫のシステムが細菌などを排除しようとしているはたらきなのです。これらを免疫反応といいます。

過剰な免疫反応によるニキビの赤み

ところが、炎症や傷がひどくなってしまうと、過剰な免疫反応が起きる場合があります。
これによって、外敵ではない正常な細胞が攻撃されてしまいます。
炎症や、免疫細胞による攻撃は、外敵である細菌だけでなく、身体の健康な部分にもダメージを与えることになってしまうのです。

さらに、毛細血管が傷つけられてしまう場合があり、血管の破れによって、肌の表面から赤く見えてしまいます。赤紫の色素沈着を起こしたりすることもあり、肌の赤みからの回復に時間がかかるようになってしまいます。
肌表面の再生に比べ、肌の奥の治癒が遅れ、炎症が残ったりして、それが肌表面から見た「赤み」になるのです。

ニキビ、ニキビ跡が原因の赤ら顔のスキンケア

この間に、赤みのあるニキビ跡をなんとかしようと、肌の回復をさまたげるようなことをしてしまうのは、スキンケアとして逆効果になります。
赤みのあるニキビ跡は、基本的には自然治癒がよいので、肌を傷つけないようにしながら、肌の回復を待つようにしましょう。
また、洗顔するときは肌に優しい洗顔料で、こすったりせずにやさしく洗顔するようにしましょう。

ニキビによる傷のまわりには、傷を治すために血管が広がった状態になっています。
ビタミンC誘導体やプラセンタは、ニキビの炎症でできた傷を早く治すので、血管をもとの大きさに戻すことにつながります。

肌の修復を早めるため、保湿ケアによって、肌のバリア機能を高める必要があります。それによって、肌のターンオーバーの周期が保たれます。

ニキビ跡専用のスキンケアを使うのもおすすめです。

皮脂が原因の赤ら顔

赤ら顔や顔の赤みとして、毛穴の1つ1つが赤くなってしまい、顔の全体が赤くみえてしまう場合もあります。(赤ニキビ、毛穴の炎症による赤み)
このような赤ら顔を引き起こす要因の1つに、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)があります。

脂漏性皮膚炎になりやすい肌は、次のような肌です。

・小さなニキビができやすく、大きなニキビは少ない肌
・肌触りがザラザラで、オイリー肌
・髪の毛がベタっとなり、頭皮に痒みがでることがある
・毛穴が赤くなりやすい

毛穴が赤くなってしまうのは、肌に分泌される皮脂が過剰になり、毛穴がふさがれ、毛穴の内部で炎症が起きている状態。

皮脂が過剰になりやすい部位は、頬やひたい、鼻のTゾーンなど。
そのような場所は、毛穴がふさがれ、毛穴の内部で炎症がおきやすいので赤みが目立つようになります。脂漏性皮膚炎では、鼻の周りから赤ら顔になることもあります。

クレンジングと洗顔のやりすぎに注意

皮脂が多く分泌される原因の1つが、強力なクレンジングと洗顔のしすぎです。

オイリー肌、テカリが気になるからといって、一日に何度も洗顔するのはやめましょう。

強いクレンジングや行き過ぎた洗顔などによって、ムリヤリ皮脂を取り除いてしまうと、本来肌に必要な皮脂まで落としてしまうことになります。皮脂を取り除きすぎたことで、肌は表面の皮脂が足りない状態を防ぐために、不足分を補うように、皮脂をどんどん分泌します。

これでは、皮脂の分泌は増えるばかり。

だから、皮脂をむりやり取り除くよりも、皮脂のバランスを整え、過剰な分泌を抑え、正常な分泌量に戻す必要があるのです。

洗顔の役割は、古い角質や皮脂や汗などを洗い流すこと。

雑菌が繁殖したり、皮脂が酸化したりして過酸化脂質に変化し、肌の刺激物となってしまう前に、洗い流すことが洗顔の目的です。

赤ら顔の原因となる、ニキビや脂漏性皮膚炎を防ぐために、毛穴に詰まる皮脂などをきっちり落としたくなりますが、スクラブ入りの洗顔料や、ピーリング成分が含まれる洗顔料は、赤ら顔にとって刺激が強すぎます。
汚れや皮脂をたくさん落とせばよい、ということではないのです。余分な皮脂や、古い角質など、肌に不要なものだけを落とせる洗顔料を選びましょう。

ビタミンC誘導体が配合された化粧品のスキンケアがおすすめ

また、オイリー肌で悩んでいる場合は、サリチル酸とビタミンC誘導体が配合された化粧品のスキンケアがおすすめです。

皮脂が多すぎると、毛穴が詰まってしまい、古い角質と結びついて角栓ができます。

角栓ができてしまうと、毛穴の内部に溜まった皮脂とともに、アクネ菌などが繁殖し、炎症がおきてしまいます。
毛穴に入り込んだ菌の繁殖を防ぎ、殺菌洗浄するのが「サリチル酸」という成分です。

サリチル酸が毛穴の内部に入ると、角栓を溶かすだけでなく、毛穴に内部に潜んでいる菌をしっかりと殺菌します。

毛穴の奥まで殺菌するだけではなく、皮脂の分泌を適量に抑えることができればベストです。これは「ビタミンC誘導体」を肌に浸透させるといいです。

高濃度ビタミンC誘導体は、過剰な皮脂を抑え、肌の赤みやシミを改善することができます。

血行が原因の赤ら顔

外と室内など気温の差が大きいところを移動したときに、皮膚の真皮にある細くて小さい血管(毛細血管)が広がって血流が増え、薄い皮膚から透けて見えてしまうことがあります。血行がよくなり、毛細血管が拡張したときに赤ら顔になるのです。
体温の調節により一時的に顔の赤みが出るだけなら、自然に赤みが引くのですが、顔の赤みがずっと残るようならケアしたほうがいいです。

とくに皮膚が薄い人は、皮膚の真皮の中の毛細血管が、肌の上から透けてみえやすく、赤ら顔になってしまう場合があります。

生まれつき皮膚が薄い人もいますが、生まれつき皮膚が薄いわけではないのに、皮膚が薄くなってしまう場合もあります。
これを皮膚の菲薄化(ひはくか)といいます。皮膚が薄くなってしまったビニール肌では、肌荒れや乾燥を引き起こしやすい状態になっていて、色素沈着などの心配もあります。

皮膚の菲薄化(ひはくか)は、加齢によって起こることもありますが、間違ったスキンケアで肌が傷ついてしまうことで引き起こされる場合もあります。
赤ら顔で目立つのは、皮膚が薄い頬や鼻頭などの場所です。

また、血行不良も、赤ら顔の原因の1つです。
血行不良が悪化すると、血流を確保しようと毛細血管を広げてしまう場合があります。顔色の悪いくすんだ赤ら顔になってしまいます。これは顔の広い範囲で起こる可能性があります。

気温や体温などが引き金となり、毛細血管が広がってしまう赤ら顔には、毛細血管の拡張をケアする成分が配合されているスキンケアアイテムがいいでしょう。
毛細血管にアプローチする成分として、海洋性エキス(プランクトンエキス)やビタミンKがあげられます。
血流にアプローチする漢方薬なども存在します。

また、年齢とともに、肌のコラーゲン、エラスチンの量は減っていきます。
これらは肌の弾力を保つために重要な成分です。
年齢とともにコラーゲン、エラスチンの量は少なくなり、肌の細胞を作る力も低下し、肌のいちばん外側の表皮が薄くなります。
肌のエイジングケアを考えるのも大切です。

肌荒れを繰り返して、肌が薄くなっている場合は、それらの肌荒れの原因を突き止め、改善していくのがよいでしょう。

冬に赤ら顔になるのはなぜ?

気温の寒暖差が大きいところでは、赤ら顔になりやすい傾向があります。

特に、秋から冬にかけて、寒い外と暖かい部屋の中などを行ったり来たりしたときに、毛細血管の血液の流れが急に良くなったり悪くなったりすることで、顔に赤みが表れます。

人間の身体には、皮膚の毛細血管を外気温に合わせて拡張・伸縮させ、体温を一定に保つしくみが備わっています。しかし、あまりに拡張や伸縮が繰り返されると、毛細血管の収縮の力は低下してしまいます。外気温が寒いと、毛細血管が拡張しますが、温かい室内に戻ってきても拡張したままになり、寒暖差による赤ら顔となります。

また、運動をした時に顔が赤くなることもあります。これは一時的に血流が活発になり毛細血管が拡張しているだけなので、しだいに鎮静化していきます。

赤ら顔が病気のサイン?内臓の病気が隠れている場合の赤ら顔

赤ら顔や顔の赤みの改善には、肌の環境を整えることが先決だといわれています。

しかし、内臓の不調が発端となって、顔が赤くなっていることもあります。赤ら顔の裏に、重い病気が隠れている場合もあるので、注意が必要です。

肝臓が悪いと顔が赤くなりやすい?

私たちの内蔵の中でも、とくに肝臓の機能低下によって、代謝の機能が落ちることで、顔の赤みが目立つようになることがあります。

肝臓は、動脈や静脈などの血管の通り道になっていて、体内の約25%の血液が、肝臓に集まっています。

肝臓には、有害物質を無害なものに分解するはたらきがあります。お酒は身体にとって有害なアルコールが含まれています。このアルコールを分解して、無害なものに変える仕事をしているのも肝臓です。

肝臓には、さまざまな種類のタンパク質を合成したり、栄養分を貯蔵するはたらきもあります。

食べ物から吸収した栄養素は、肝臓にいったん蓄えられます。蓄えた栄養のうち必要な分が身体をうごかすためのエネルギーとなり、からだ全体に行き渡ることになります。

肝臓の機能が低下してしまうと、身体にとって有毒な物質が分解されなかったり、老廃物がうまく排出されなくなります。

身体のなかに毒素がたまってしまうと、血液のめぐりが悪くなってしまうのです。
血流が滞るようになると、赤ら顔になったり、顔にほてりを感じたり、顔の赤みが目立つようになることがあります。

肝臓にコレステロールや中性脂肪が貯まるようになると、肝臓に負担がかかってしまいます。脂肪肝になったり、肝炎になったりします。

血液がドロドロになると、身体が疲れやすくなったり、肩こりがひどくなります。
肝炎が慢性的になってしまうと、細胞が炎症を起こし、肝臓が損傷してしまい、さらに肝硬変へと進んでしまう場合もあります。

お酒を飲んだあとに顔が赤くなる人

お酒を飲んでいる時、顔が一時的に赤くなるのは、病気ではありません。

お酒を飲むと、アルコールが体内の自律神経を刺激して、血管を拡張させます。その結果、血行が良くなって、顔が赤くなっただけです。

ただ、お酒を飲んでいない時に、お酒を飲んだかのように顔が赤くなっているような慢性的な赤ら顔の場合は、肝機能の低下や、心臓疾患などの疑いがあるので要注意です。

お酒を飲むと、肝臓はアルコールを分解します。肝臓は他にも体内の有害物質を解毒して、尿などの形に変えて体外へ排出します

しかし、大量の飲酒などが続くと、肝臓のはたらきが追い付かなくなり、解毒や浄化機能が落ちてしまいます。
血液がドロドロに汚れ、代謝が低下し、全身の血流が悪くなると、うっ血状態になります。

肝臓のはたらきが悪くなり、代謝が低下すると、血液の流れも悪くなってしまいます。

血液の赤い色が、肌の表面に出ると、赤ら顔になります。

肝臓への負担はアルコールだけではありません。脂の多い食事や添加物がたくさん含まれるジャンクフード、ストレスなども肝臓の負担になります。
肝臓への負担は、飲酒しない場合も注意しなくてはならないのです。

お酒を飲み過ぎていて、赤ら顔も表れている場合には、病院で肝臓の検査を受けたほうがいいです。
もし赤ら顔の原因が飲酒であり、肝機能低下が起きているなら、まずは肝機能の回復が目標となります。

今までお酒を飲んでも顔が赤くなることがなかったのに、「最近、飲酒時に顔が赤くなるようになった」、という場合も注意しましょう。肝機能が低下しはじめていて、今までと同じようにアルコールを分解することができなくなっている可能性があります。

赤ら顔で女性に特有の症状

女性だけに起こる症状で、顔面が紅潮して、顔が赤くなる、「ホットフラッシュ」と呼ばれるものががあります。
これは内臓の病気ではなく、更年期障害の症状のひとつです。
更年期障害の女性の約8割が経験するのが「ホットフラッシュ」です。
ホットフラッシュとは、自律神経の異常が原因です。体温の調整がうまくいかなくなり、下半身は冷えを感じるのに、上半身は体温が上昇します。
とくに顔の血流量が一時的に増加して、顔の体温が上昇してしまいます。

ホットフラッシュが起きると、顔面が紅潮して、顔が赤くなります。
肌の近くの血管が拡張してしまい、顔の血管が透けて見えてしまうので、赤ら顔の症状になってしまいます。

ホットフラッシュの影響はそれだけではなく、めまい、頭痛、耳鳴り、多汗、首筋や肩の張りが起こったり、顔の血圧の上昇によって、眼圧の上昇がみられる場合もあります。

ホットフラッシュの発作は、数時間で引いていくのですが、再び繰り返します。
重症だと、1日に何度も起きてしまいます。寝ている時にもホットフラッシュの症状に見舞われて不眠になったり、発作自体がストレスになり、うつになってしまうこともあります。

まずは、生活習慣を規則正くして、いつも同じ時間に起床、就寝するようにしましょう。
いつも同じ時間に起床、就寝することを習慣づけると、脳はその習慣を記憶することができます。
自律神経の切り替えがしやすくなります。

更年期障害の症状が重くならないためにも、ストレスは避けましょう。
他にも、ホットフラッシュを改善する薬を試すのも良いでしょう。
婦人科を受診して、更年期障害の治療を始めるのも安心です。婦人科では、ホルモン補充療法などを受けられます。

市販の薬では、命の母A、ルビーナなど、さらに漢方薬もあります。
漢方薬は、体質によって、効果の差が大きいので、婦人科で処方してもらうか、漢方に詳しい薬剤師に相談するのがよいでしょう。




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