赤ら顔が漢方で治った?皮膚科や市販で買える漢方の種類と効果

古い歴史を持つ漢方薬。

漢方薬は、体質改善や、人間自分自身が持つ自然治癒力を高め、慢性的な症状を和らげるとされています。

今回は、顔の赤みへ効果があるといわれている漢方薬を紹介します。




赤ら顔が漢方で治った?漢方の効果


古い歴史を持つ漢方薬は、たくさんの種類があり、天然の原材料をもとにして作られます。植物だけでなく、鉱物、動物の骨が原料に含まれることもあります。
医療用の漢方薬だけでも、100種類以上もあります。

漢方薬と西洋医学の薬との違い

西洋医学の薬は、病気の原因を特定し、それらの原因に直接作用する薬です。

漢方薬は、体質を改善したり、人間自分自身が持つ自然治癒力を高め、慢性的な症状を和らげたりするためのものがほとんどです。

西洋医学の薬と違い、漢方薬を飲んだからといって、すぐに赤ら顔が治るわけでははありません。体質が改善されるまで、長い間服用していくことが必要になります。

天然の成分でできた漢方薬は、副作用がわりと少ないのが特徴です。
ですが、飲み合わせによっては副作用が出る場合もあるので、注意しましょう。

赤ら顔で使用される漢方の種類


赤ら顔に効果のある漢方薬は、何種類もあります。

ここでは、「身体の興奮を抑える(整える)漢方薬」と、「血流をよくする漢方薬」と、「皮脂の分泌を抑える漢方薬」の3種類に分類して紹介します。

緊張やホルモンバランスの乱れによる赤みには、身体の興奮を抑える(整える)漢方薬

興奮するとすぐ顔が赤くなってしまう人は、身体の興奮を抑える漢方薬が良いです。

これらの漢方薬は、ホルモンバランスが乱れた状態にも効果的なので、更年期障害のほてりによる顔の赤みを改善します。

上半身は熱くなっているのに、手先足先が冷たくなってしまうような血行不良の症状にも向いています。

身体の興奮を抑える漢方薬は、

・知柏地黄丸(ちばくじおうがん)
・天王補心丹(てんのうほしんたん)

です。

知柏地黄丸(ちばくじおうがん)

知柏地黄丸(ちばくじおうがん)は、頭がぼーっとしてしまう時、めまいがある時、倦怠感を感じる時に効果を発揮します。
これらの症状は、肝臓や腎臓に水分が足りないことが原因とされています。

水分の代謝をつかさどる、腎臓などの泌尿器官、内分泌系などに活力を与え、むくみを改善し、疲れやすさからくる顔や手足のほてりを解消します。
鼻から蝶の羽が広がったような、赤ら顔の改善に向いています。

天王補心丹(てんのうほしんたん)

天王補心丹(てんのうほしんたん)は、精神を安定させる漢方薬で、気分や感情によって顔が赤くなりやすい、緊張で顔面が赤くなりやすい人に向いています。
また、血液の停滞による赤ら顔や、更年期障害のほてりによる顔の赤みを改善します。

冷え性や寒暖差による赤みには、血流をよくする漢方薬

寒暖差で赤ら顔になったり、指先、つま先が冷たい冷え性になったりしている場合、血液がドロドロに濁っていたり、血行が悪くなっていることが考えられます。

血行不良を回避しようとして、顔の肌の奥の毛細血管が拡張して、赤ら顔になってしまうのです。

このような血液の流れを改善する漢方薬は、

・加味逍遥散(かみしょうようさん)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

です。血液のめぐりを改善して身体を温め、顔のほてりを冷まします。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

加味逍遥散(かみしょうようさん)は、血流を改善して上半身にこもった熱を取り去ります。

交感神経が過剰に優位になることで起きる、イライラや不眠症、ストレスなどにも効果があります。また、更年期障害からくる症状の治療にも役立ちます。

女性の赤ら顔改善に向いている漢方薬です。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、血行を促進して血管の詰まりを解消します。

血行を促進して肌に必要な栄養分を補給し、代謝を活性化し、肌を健康的に整えるので、赤ら顔や、赤ら顔の色素沈着に効果的です。
血行を促進する漢方薬なので、肩こりや冷え性の改善、冷えによる生理不順やむくみに悩む人にも向いています。

肌トラブルやニキビ跡の赤みには、皮脂の分泌を抑える漢方薬

過剰な皮脂の分泌によって、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすく、炎症によって赤ら顔になってしまう人には、皮脂の分泌を抑える漢方薬がおすすめです。

皮脂の分泌を抑える漢方薬は、

・半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
・清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

があります。

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)は、胃腸のはたらきをよくする漢方薬です。胃腸が悪いと消化不良を起こしたり、腸内環境が悪化したりします。そうするとニキビができやすくなってしまいます。

また、自律神経に作用して、過剰な皮脂の分泌を抑えます。胃腸炎や口内炎などの炎症がある場合にも、効果があります。

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)は、炎症を鎮め、肌の赤みを減らす漢方薬です。
ニキビによる炎症がひどく、すぐ腫れてしまうような場合に向いています。

漢方薬ってどこで買えるの?


漢方薬専門の薬局というのがあります。
漢方薬専門の薬局に行けば、体質や症状に合わせて、漢方薬を処方してもらえます。

また、皮膚科を受診した時に、皮膚科医から処方されることもあります。

赤ら顔が慢性的になって、赤ら顔体質になってしまっている場合は、漢方薬専門の薬局を訪れてみるのもおすすめです。




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